サーカスのメンバーが全員で歌い踊る場面はとにかく圧巻のひとこと
ヒュー・ジャックマンが主演し、2018年春に公開された珠玉のミュージカル映画。
アメリカに実在した興行師であるP・T・バーナムは、妻と2人の娘たちを幸せにするため、これまでに誰も見たことのないゴージャスなサーカスを作り出そうと考えます。その中で、バーナムはとにかく「ユニークな人物」を街中で集め始めるのです。ひげだらけの太った女性、小人のような男性など…もともとはコンプレックスの塊で、世間から身をひそめるように暮らしていた彼らが、バーナムのサーカスでその才能を存分に開花させます。サーカスのメンバーが全員で歌い踊る場面はとにかく圧巻のひとこと。
あの「high school musical」で大活躍したザック・エフロンの歌声が聴けるのもうれしいです!単なる興行師のサクセスストーリーかと思いきや、コンプレックスを跳ね飛ばし強く生きていこうという情熱とプライドや、家族を大切に思う気持ちの尊さを教えてくれる、とても素晴らしい映画でした。サウンドトラックの中でも、「this is me」は特に強いメッセージ性に溢れた、エネルギッシュな楽曲です。ストーリーの途中、バーナムが少し道を踏み外したときに、正しい道を指し示す曲となっています。