異種族レビュアーズ

異種族レビュアーズ

『異種族レビュアーズ』(Interspecies Reviewers)とは、原作:天原、作画:mashaによる漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。原作はニコニコ静画内の『ドラドラしゃーぷ#』にて連載され、KADOKAWAより単行本が刊行されている。テレビアニメは2020年1月から3月にかけて放送された。
人間やエルフ、獣人、天使など多様な種族が共生するファンタジー世界を舞台に、冒険者の主人公たちが各地の歓楽街で受けた性サービスの体験談を「クロスレビュー」形式で評価していくコメディ作品である。種族ごとの価値観や身体的特徴、美意識の違いが生み出すギャップやカルチャーショックを、架空の専門用語や緻密な世界観構築を交えてコミカルに描いている。
アニメ化に際しては小川優樹監督のもと、ファンタジー要素の補強や視覚的な演出表現へのアレンジが加えられた。過激で挑戦的な内容から話題を呼び、映像表現の調整ごとに複数のバージョンが展開されるなど多大な反響を集めた。

fadomのレビュー・評価・感想

異種族レビュアーズ
8

異世界ならではの大人の世界に入り込む!

日本どころか世界中で古今東西にいたり、性の事情は誰もが興味あるだろう。
それは異世界だって変わらない。
世界設定はよくある異世界ファンタジーであるが、
この作品はあえてそこに踏み込まず、
異世界ならではの多種族により性風俗業をピックアップしている。
主人公たちはギルドで稼ぎ、夜の街で溜まった性を吐き出すが、
なにより面白いのは夜の蝶である風俗嬢…いわゆるサキュ嬢だ。
語源はサキュバスだが、登場するサキュ嬢は種族がたくさんある。
その辺りの事情は本編で語られるので参照してほしい。
物語に登場するサキュ嬢達は己の種族的特徴を活かして人間には到底出来ないプレイを主人公たちに提供するが、その造詣がとにかく深い。
そして、説明を聞くとなるほど納得できるのだ。
だが、この作品の魅力は、サキュ嬢だけじゃない。主人公たちであるレビュアーの存在が物語をさらなる深みに嵌め込むのだ。
主人公には人間、エルフ、天使の他に獣人やラミアなどがいる。
彼らもまた種族特有の価値観を持っており、人間では考えもつかない視点から評価を下すのである。
この異種族×異種族の性事情が織りなすコントラストは、今までの異世界ファンタジーにはない新たな魅力を生み出した。
さぁ、紳士淑女の諸君。まずは観ろ。そして大好きになれ。