ほんわか、ニコニコ、心の栄養?忘れがちな大切なことを教えてくれる?
この漫画は長崎の離島が物語の舞台。周りは山に川に海ばかり!
主人公の書道家が大都会東京から引っ越してくるところからスタート。
慣れない田舎暮らし。右も左も分からない主人公を何故かいつも助けてくれる元気な女の子。
そんな2人の心温まるお話です。
お風呂を沸かすのはガスではなく薪、公衆電話もないので小さなお店の電話を借りる。
東京生まれ東京育ちの主人公にとっては不便極まりない田舎暮らしも慣れれば最高?住めば都?
初めは戸惑いしかなかった島民たちとも仲良くなり?いつしかそこが主人公にとってかけがえのない大切な場所に。
料理ができない彼の代わりにご飯を作ってくれた高校生男子。
虫が触れない彼を馬鹿にしながらも一緒に虫取りをしてくれた小学生男子。
魚釣りを教わり、野菜の育て方を教わり。皆が彼を支えてくれた。
そして書道家として行き詰まった主人公が新たな道を選択することになる。
島暮らしを愛し島の子どもたちを愛し、島民を愛し。
書道家の彼を島民は[半田先生]と呼ぶ。本当の[先生]になりたい。
私が大好きなエピソード。半田先生らしい決断だったと。
素敵な作品だった。ありきたりな言葉だけど、やっぱりそう思わずにはいられない。
続きが読みたいなあ…。