十二国記は自分の中で2位
ごく普通のうすら重い感じの日本の日常を過ごす女子高生・陽子。
陽子は周りを気にして自己を確立できていなかった。
突如「陽子」を「主上」と呼ぶ男が現れる。
その瞬間、妙な化け物に襲われる。
男は陽子を守りながら渦巻いた海の中へと連れ去っていく。
たどり着いた所は昔の日本の様な、中国の様な場所。
自分を連れ去った男はどこにも見当たらない。
何が起こっているかわからない陽子は化け物に襲われながら、そこに住む人間からも冷たく扱われる。
いろいろな出来事に翻弄されながら成長していく陽子。
しかしついには道で行き倒れてしまいます。
陽子は1人の男に助けられます。
その男は世界のことをよく知っていた。
自分のいる世界がどうなっているのか。
自分は何が起きてどうなってしまったのか。
我々の知っている世界は1つではなかった。
12の国と12の麒麟と12の王からなる世界。
そして陽子は…。
アニメは6話くらいまで暗重いので我慢が必要ですが、そこから止まらなくなります。
かなり詳細に造りこまれた圧倒的な世界観。
小説はまだ続いています。
いくらでも魅力的な話が生まれてきそうです。
原作者である小野不由美さんは現在体調がすぐれないそうで、心配ですがなにやら大作ができそうだとか。
楽しみです。