世界規模にまで広がった国家間人間ドラマ
この作品の背景は、ブリタニア帝国が世界で大きな権力を所有しており、日本をエリア11(イレブン)という名の植民地にしている中、日本人たちが協力して解放を求めて戦う物語である。
主人公のルルーシュはある日C.C.に出会い、特別な能力ギアスと呼ぶものを得ることになる。
その後、力を得たルルーシュはブリタニア出身であるにもかかわらず、正体を隠してゼロと名乗り、日本人レジスタンスたちに協力し始める。
普段は学園の生徒会メンバーとして平凡に暮らしているが、裏の顔としてレジスタンスの統率者という面をもつ。
実はルルーシュには反ブリタニアの精神があり、ブリタニア帝国を壊すという目的をもって行動している。
ルルーシュが順調に計画を進めているところに、幼馴染みである枢木スザクが学園に入学してくる。
スザクはルルーシュとは対照的なキャラクターで、正義感が強く、理想や真実を追求するタイプの人間である。
この対照的な2人が交じり合い、帝国を大きく揺るがすくさびとなる。
互いに正体を知った時の、親友であるからこその葛藤が繊細に描かれた作品である。
最後に、ルルーシュがギアスの能力を行使する際にいう名言がある。
「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命ずる。貴様らはコードギアスを見よ!!!」