本好きな人にオススメな本に関するファンタジーなお話
主人公(本須麗乃:もとすうらの)は本を読むことをこよなく愛する日本の女子大生という設定で始まります。
彼女はある日、本が大量に降ってきて圧死してしまいます。
死んでしまう瞬間にも彼女は「もっと本を読みたい」と願って死んで逝きます。
目が覚めると主人公は貧しい貧民街の幼女(マイン)に転生していたのです。
身体は虚弱で上手く力が入らず不便な生活を強いられますが、本さえあれば耐えられると本を探します。
しかし主人公の周りには紙すらない状態です。
「本がないなら作ればいい!」主人公は前世の記憶をもとに紙を作ろうと奮闘します。
エジプトのパピルス、活版印刷、木版印刷と、主人公の前世の知識を生かして奮闘しながら印刷技術をどんどん進めて本を作っていきます。
生活する中で主人公は本作り以外でも前世の記憶をもとにシャンプーやお菓子、料理を革新的に広げていきます。
そんな生活の中で身分制度、虚弱な身体(虚弱の秘密)に向き合い、家族の大切さや絆を学んで成長していく物語です。
主人公の知識は物語が進むにつれて色々な人物に目を付けられていきます。商人、神殿の神官、貴族…。
日本には身分制度がないため、その考えに振り回される主人公。
小説の第一部では本を作るために紙を開発するお話が中心になります。
アニメでも第一部は放送されているのでそちらも必見です。