ロードバイクブームを巻き起こしたこの作品!冴えない眼鏡男子が繋いだ勝利への道!その後は…
秋葉原にアニメグッズを買うためにママチャリで通う小野田坂道。そんな彼の日常は、知らぬ間に彼にとんでもない脚力をつけていた。高校に入った彼はアニメ研究会(アニ研)での楽しいひと時を夢に見ていた。しかしなぜか自転車競技部に入部。ロードバイク未経験者であったが、前向きに仲間のために戦おうとする彼の強い気持ちを武器に、なんと自転車競技部を優勝に導いてしまうのであった。
1年目のインターハイでは、様々な個性的なキャラクターも登場しており、読めない展開にドキドキはらはらしてた。しかし、2年目のインターハイでは、1年目の人気キャラクターがOBになってしまったこととスタメンの属性が似ていたこともあり読者は先が読めてしまった展開ばかりであった。そして新キャラもOBを超えるような人気キャラも少なく、「1年目で終わりにしていれば名作だった」という声も少なくはない。そして2年目のインターハイが終了後、主人公は3年生となる。
ここで最後のインターハイをやって完結か、と思っていた矢先、マウンテンバイクに目覚める主人公。話が広がりすぎてしまったことによって、作中の登場キャラクター数がどんどん増えてまとまりがなくなってしまった印象を受けたことが今回の評価のポイントだ。