モンスター・ホテル / Hotel Transylvania

モンスター・ホテル / Hotel Transylvania

『モンスター・ホテル(Hotel Transylvania)』とは、2012年に公開された3DCGアニメーション映画である。モンスターたちが安心して過ごせるホテル「ホテル・トランシルバニア」を舞台に、ドラキュラ伯爵とその娘メイヴィス、人間の青年ジョナサンの交流を描く。父ドラキュラは娘を守るため、人間を遠ざけてきたが、ジョナサンの登場により価値観が揺らぎ始める。コメディ要素が強く、個性豊かなモンスターたちのユーモラスなやりとりが魅力である。家族愛や偏見を乗り越えることの大切さがテーマとなっている。

missy1311のレビュー・評価・感想

モンスター・ホテル / Hotel Transylvania
7

ドラキュラさん、ひどい

「信じるに決まってるだろ、約束したんだから」とか言いながら、嘘の人間の街に行かせ、人間は怖いと思いこませるなんて。ドラキュラさん、あんた、そりゃあひどいよ。メイヴィスがかわいそうです。まあ、娘が心配というのはわかるけど、人間が自分と違うものにひどいことをしがちというのもわかるけど、やっぱりひどいです。そんなことして娘を閉じ込めてもよくないのになあと思います。なんか、ファイディング・ニモのマリーンみたいです。それじゃあ、娘も楽しくないよと思いました。モンスターだけのホテルというのは、いろんなモンスターがいて、見ていて面白かったです。そこに紛れ込む人間が、チャラ男というのも、今っぽい展開だと思いました。日本語吹替版では、この人間の声をオリラジの藤森がしていて、パーティーピーポー感がよく出ていました。うまかったです。芸人が声をするなんてと思っていましたが、彼のキャラと役のキャラが全く一緒で凄いなと思いました。よくここまで合う役があったもんだと思います。メイヴィスがこの人間を好きになり、ドラキュラが彼を迎えに行きます。ドラキュラが昼間のうちから人間の世界に行くのは、娘への愛情を感じてよかったし、人間たちもドラキュラらに協力していて、なんだ、いい奴らじゃんと思いました。あと、ドラキュラが小さい蝙蝠になるところがかわいかった。面白い映画でした。