氷菓 / 古典部シリーズ / Hyouka

氷菓 / 古典部シリーズ / Hyouka

『氷菓(ひょうか)』とは、『KADOKAWA』から刊行されている米澤穂信の推理小説『古典部シリーズ』をTVアニメ化したもの。2012年4月から9月まで放送された。原作小説の大筋を踏襲した内容になっており、ところどころ短編の話やアニメオリジナルの話が織り込まれている。
省エネを信条とする主人公・折木奉太郎はひょんなことから古典部に入部することとなる。好奇心旺盛なヒロイン・千反田える、中学生からの腐れ縁・福部里志と伊原摩耶花、彼ら4人が神山高校を舞台に数々の事件を推理していく青春学園ミステリー。

9ymyk717のレビュー・評価・感想

氷菓 / 古典部シリーズ / Hyouka
8

謎が解けていくのが楽しい!

この作品のジャンルは主に謎解きで、主人公の周りで起こる謎を解いていくという物語です。1から3話程度で話が進んでいくので比較的見やすいアニメになっています。
主人公である折木奉太郎は超省エネ主義で「やらなくてもいいことはやらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーにしている高校生です。ある日突然古典部に入部することになってヒロインの千反田えると出会い、学校に潜む謎を解いていくにつれて主人公がどのように変わっていくのかも見所の一つです。
また、千反田えるがとにかくかわいい!キャラ設定から声優、作画まで完璧です。主人公と千反田えるとの絡みは見ててほっこりした気持ちにさせてくれます。作画は京都アニメーションが手がけているので全体的に見ても文句なしの出来になっています。
謎解きのレベルとしては、めちゃくちゃ高いわけではないのでしっかり考えれば解ける謎もあると思うので見てて楽しめると思います。ただ、ちゃんと話を聞いていないと謎解きの説明がわからなくなってしまうことがあるので注意が必要です。
終わり方が残念という声もありますが、個人的にはあれはあれでいい終わり方だったのではと思います。
話が進むまでに少し時間がかかるので根気よく最後まで見てほしいです!