もう事件を解決するだけの話ではない
「小さくなっても頭脳は同じ、迷宮なしの名探偵、真実はいつも一つ」でお馴染みの名探偵コナン。
事件が起これば必ずコナンが解決することは誰もが知っているはず。しかし、物語が結末へと少しずつ向かい、映画の興行成績に見られるように、盛り上がりを見せている。それは、ただ事件が起こって解決するだけの話でももはやなくなったからである。
「黒の組織」とは何なのか、ボスとは誰なのか、目的はなに?
その真実に近づくにつれ、「あの時の事件はここに繋がっていたのか」と何年も前の出来事がリンクしていることが多々あることに気がつく。重要人物が継続して登場し続け、出て来るたびに何か結末に繋がるヒントがあるのでは?と思わせてくれる。
もちろん出て来る重要人物はイケメン揃いで、目の保養になり、時にはコナン以上に人気があるのではないかと窺わせるほどの盛り上がりである。映画も何かと原作に繋がる点が多く、公開するや否や満席続出してばかりである。原作はついには100巻を目前にしているものの、過去今までにないほどの人気を見せている。
「コナンって事件解決するだけでしょ」と思っている方は、今一度コナンを見直してみてはいかがですか?話についていけないのであれば、重要な話を総まとめした漫画も発売されているので、すぐに理解はできます。