人に対する接し方を考えさせてくれた映画
身体障害者の大金持ちの男性と、その男性を介護することになった貧乏で複雑な家庭で育った黒人男性との友情のお話です。
多くの人が身体障害者の方に接するとき、とても気を使ったり、さらには大金持ちということもあってみんなの接し方はとてもぎこちなかったのですが、この黒人男性だけは何も気をつかわず、友人のように接してくれるのが彼にとってかなり新鮮だったのだと思います。
世の中には人種による差別や身体障害者の方に対する差別、いろんな差別やもちろん差別とまでいかなくても間違ったものの考え方をしてしまう場面が誰にでもあると思いますが、いかにそれが愚かなことかということをこの映画を見て学ぶことができました。
誰に対しても同じように接して一緒に楽しむと言う簡単に見えて実際には簡単ではないことを私も気をつけようと思います。
また、相手は何を望んでいるかを考えて行動することの大切さも学ぶことができました。
これは何も人種や身体障害者などに限ったことではなく、ビジネスの場面や家族や友人に対する場面でも同じことが言えると思います。
こんなことを自然と何も考えずにできる人間にならなきゃいけないなと、とても考えさせてくれる良い映画でした。