真夏の方程式

真夏の方程式

『真夏の方程式』とは、2010年から連載されていた東野圭吾の『ガリレオ』シリーズが原作の、2013年公開の日本映画である。監督は西谷弘。夏休みを玻璃ヶ浦の川畑(かわはた)家で過ごすことになった柄崎恭平(つかさききょうへい)は、仕事で来ていた湯川学(ゆかわまなぶ)と出会う。しかし同じ時期に玻璃ヶ浦に来ていた元警視庁の刑事が遺体で見つかったことにより、川畑家が抱える秘密が次第に明るみになっていく。この物語は海を臨む美しい町で湯川が少年とともに事件解決に進む様子と、血を超えた家族の愛が描かれている。

tw-10164956966046146563のレビュー・評価・感想

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真夏の方程式
4

あまりトリックが科学的じゃない。

ガリレオシリーズの劇場版第2段です。
キャストは、まだ若い杏さんが出ていたり、前田吟さんが出ていたりでなかなか豪華でした。
今回は湯川教授と子どもが絡む話だったのですが、湯川さんはドラマだと子どもが嫌いというキャラでしたし、なんでそんなに優しいのかなと思いました。
どこにシンパシーを感じたのか、私にはよくわからなかったです。また、真犯人については、あの役者さんなんだから、なんか、あるだろうと思っていたらほんとにあったという感じでした。
あんまりミステリー的にはおもしろくないかなと思いました。
でも、もともとそれを主体においた話ではないので、それでもいいのかもしれません。
ガリレオシリーズは科学をつかってのトリックが売りで、別に真犯人が誰かという話ではないのでしょう。
では、科学の方ですが、それも大した話ではなかったです。
ドラマ版はこんなことありえないだろうというトリックで、科学者しか解けないかもと思えるものだったからそれがよかったのになあと思いました。
今回の真犯人は考えなしに人を殺す計画を立てていて、少年もそのせいで酷い目にあっていて、嫌な事件でした。
なんだか動機もよくわからず、あんまりおもしろくなかったです。