6
中盤までが面白い。
結構な大オチが中盤で明らかにされる作品です。
それがわかってからも、何かしら面白い展開は作れたとは思いますが、そこから失速気味で残念です。
途中まで面白い映画といえるかもしれません。
お話は、中古の家を買ったら、そこが一家惨殺事件のあった家だったから、その事件の謎を解いて、今の不穏な出来事を解決してやろうというものです。
いや、家を売りなさい、売れなくても出て行きなさいと思わなくもないですが、主人公ウィル役はダニエル・グレイグです。
自分で解決できそうな男なので、それはOKだと思います。
ホラーと思ってみたら、サスペンスものでもありラッキーでした。
どんでん返しもありますが、話の展開もすっきりしていて、そんなに力まずに見ても分かりやすい作品でした。
お隣の妻役のナオミ・ワッツさんも綺麗ですし、よかったです。
途中に出てくる大オチもびっくりするものでした。
実はよくある話なのですが、全然そんなふうには見えなかったです。騙されたと思いました。
あとは、殺人事件のオチですね。
これがあまりに弱いと思います。そりゃあ、実際問題、そんなもんです。
何か大きな陰謀やら理由のある犯罪なんて数少ないのでしょう。
だから仕方ないとして、ならなんで、大オチを中盤に持ってきたのか、謎な作品です。