臨場感がすごい!!
1本の映画に華やかな場面、暗い場面、悲しい場面、、、さまざまなシーンがありかなり見応えがあります。
前半は主人公と家族が質素でも幸せに暮らしている様子が、温かみのある音楽で映し出され、見ている自分たちを穏やかな気持ちにさせます。
中盤に入り主人公がひとりで先走りながらも、新しいことに挑戦して行く様子はワクワクさせ、同時に音楽も盛大になり、自分もこの映画の中に入り共に挑んでいるように思えます。
しかし、その中でも主人公やその周りを取り巻くさまざまな人の過去や問題などがあります。
それらを吹っ切り、進んでいく様子は鳥肌が立ちます。失敗や挫折を乗り越え、後半に進み、主人公が本当に大切なもの、登場人物が自分たちの居場所を見つけていく姿に涙が出るほど感動しました。
これほどまで感動する要因にこの映画にしかない映像の美しさ、音楽の華やかさがあります。
映像は自分がその場にいるのではないかと錯覚するほどの鮮明な美しさでありながら、音楽は今までの映画で聞いたことのないような深く、繊細であり、より自分たちをこの映画に引き込んでいます。
今ではありえないようなシーンなども多くありますが、それらにも違和感を持たず話を楽しめると思います。