ライドンキング

f19551016l6のレビュー・評価・感想

ライドンキング
9

最強の元大統領が敵をなぎ倒します。

この作品のあらすじは、現代にはないが小国ながら圧倒的な軍事力で他国が恐れる国プルジア共和国の大統領は並々ならぬ何かにまたがって乗りこなしたいという騎乗欲がある大統領でした。ある日自分の像の頭が落ちてきて気を失ってしまいます。気が付くと異世界に転生していました。そこは中世のような文明レベルでドラゴンやワイバーン、ポーションや魔法が存在する世界でした。そこでは、空を飛ぶトカゲのような見慣れない生物に少女2人が襲われていました。なので元大統領はそれを圧倒的身体能力で撃退し、少女2人を助けるのでした。その二人の名は「サキ」と「ベル」で、その二人にまだこの世界には様々な乗りこなしがいがある生物が存在すると聞かされ、騎乗欲が刺激された大統領はまだ見ぬ生物に騎乗することを夢見て異世界を探索するのでした。というあらすじです。この作品の魅力は何といっても元大統領の主人公、アレクサンドル・プルチノフが最強の肉体を駆使し、敵をなぎ倒す様です。また主人公とともに旅をする少女がヒットポイントが減っていないのにポーションを飲みまくるという設定が面白いです。なぜポーションを飲むかというと、ヒットポイントが満タンな時にポーションを飲むと行き場のない癒しの力が、飲んだ人を余計に癒してしまうので、ポーション中毒という状態になっているという今までありそうでなかった設定で、興味深い設定でした。面白い設定や魅力的な主人公が登場するのでお勧めです。