素直に笑えて面白いです
舞台は岡山市で、まだマイナーなアイドルグループ、Cham Jam。
その中でも一番人気の無い市井舞菜と熱烈な彼女推しの、女の子、「えるぴよ」を中心としたアニメです。
アイドルオタというのは全く興味がなかったのですが、アイドルオタの人たちがどんな感じで、推しを応援しているのかその生活が自分にとっては異次元で(とくにえるぴよさんの舞菜に対する愛情が尋常では無いので)、非常に面白かったです。
ここまで推しのために自分の人生をかけられるのか(お金も含めて)と笑えます。
ただ、それ以上に面白かった点は、何とか市井舞菜をメジャーにしようと奮闘するえるぴよの姿、そして最初はあまり目立つことができなかった市井舞菜が、えるぴよの声援を受け、なんとか頑張ろうとする姿、また彼女とともにメジャーデビューを目指すCham Jamのメンバーの奮闘ぶりにはすごく勇気がもらえます。
応援する人の心意気、そしてその声援になんとか応えたいと奮戦するアイドルの姿には、胸が熱くなります。
見ているうちに、いつかCham Jamが武道館の大きなステージに立つ姿を見たいと思える作品だと思います。
もちろん、Cham Jamはアニメ上だけで実際存在していませんが、それくらい感情移入できます。