22年目の告白 -私が殺人犯です-

22年目の告白 -私が殺人犯です-

『22年目の告白 -私が殺人犯です-』は、2017年6月に公開された日本映画。2012年製作の韓国映画『殺人の告白』を原作にリメイクしたスリラー映画である。主演は藤原竜也と伊藤英明が務めた。連続絞殺事件の時効から7年を迎えたある日、犯人を名乗る男・曾根崎雅人(藤原竜也)が突然、告白本と共に世間に姿を現した。なぜ今になって犯人だと名乗りでたのか。曾根崎の言動は日本中を翻弄する。

asd-0856p5のレビュー・評価・感想

22年目の告白 -私が殺人犯です-
8

テンポが良く、おもしろい

時効の成立した殺人について、俺が犯人ですと告白したことから起こるサスペンス映画です。
遺族にとっては時効が成立したことは忌々しいし、犯人が誰かは知りたかかったでしょうが、わかっても捕まらない、しかも、なんか人気が出てきたなんて、すごく苦しいだろうなと思いました。
まあ、藤原竜也は、端正な顔立ちですし、雰囲気がありますから、人気が出るのもわかる気がします。
でも、ひどいです。なんで今更、もっと早く言えよと思ったでしょう。
二転三転する話で面白かったです。
オチは途中でわかっちゃう人もいるとは思いますが、それでも、どちらにも取れるような演出なので、その巧みさが面白いと思います。
最後の方は畳みかけるように物語が進展し、すごくテンポがよかったです。
キャストも豪華でした。
藤原竜也さんはいつもの通り、変わった役ですごくはまり役でしたし、伊藤英明さんがすごいなと思います。
もう結構な年なのに、若い役で違和感がないし、すごいです。
もともとすごく込み入った話をよくまとめたなと思いました。
本作は韓国映画のリメイクだそうです。
その元の映画は見たことはないのですが、それも見てみたいと思いました。
藤原竜也と韓国の方の主役と、同じ感じの演技プランなのか、違うのか、とても楽しみです。