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テンポが良く、おもしろい
時効の成立した殺人について、俺が犯人ですと告白したことから起こるサスペンス映画です。
遺族にとっては時効が成立したことは忌々しいし、犯人が誰かは知りたかかったでしょうが、わかっても捕まらない、しかも、なんか人気が出てきたなんて、すごく苦しいだろうなと思いました。
まあ、藤原竜也は、端正な顔立ちですし、雰囲気がありますから、人気が出るのもわかる気がします。
でも、ひどいです。なんで今更、もっと早く言えよと思ったでしょう。
二転三転する話で面白かったです。
オチは途中でわかっちゃう人もいるとは思いますが、それでも、どちらにも取れるような演出なので、その巧みさが面白いと思います。
最後の方は畳みかけるように物語が進展し、すごくテンポがよかったです。
キャストも豪華でした。
藤原竜也さんはいつもの通り、変わった役ですごくはまり役でしたし、伊藤英明さんがすごいなと思います。
もう結構な年なのに、若い役で違和感がないし、すごいです。
もともとすごく込み入った話をよくまとめたなと思いました。
本作は韓国映画のリメイクだそうです。
その元の映画は見たことはないのですが、それも見てみたいと思いました。
藤原竜也と韓国の方の主役と、同じ感じの演技プランなのか、違うのか、とても楽しみです。