よくわからない。
ジブリの中で、話がよく分からない話だと思います。まず、ハクがなんで千尋を助けてるのか分からないし、千尋が霊感があって昔遊んだとか、川の掃除をしてたとかなら分かるけど、昔、僕で溺れたんだ、って。それでなんで千尋なのか訳が分からないし、なんか恩返し的なことにしたほうが分かりやすいのになあと思うし、最初、千尋のお父さんらが湯場に近づいた理由も分かりませんでした。その湯場が人間を定期的に攫ってるとか、何日も迷って腹ペコだったとかなら分かるけど、なんか結局ストーリーが千尋を働かせることありきっていうか、御都合主義っていう感じがします。まあ、ハクはかっこいいし、千尋もがんばってるし、湯場の様子も中の人らの姿も面白いので、映像として見るとすごいと思うし、いい場面もあります。好きな人がいるのも分かりますが、私はあんまりのれなかったです。ハマった人から見ると、私の言ってることは揚げ足取りなんでしょうけど、なんかあんまりでした。あと、後半の展開が速すぎるというか、長くなっちゃったからまとめた感がありました。映画より、連載物とかの方が良かったのかもなと思います。いろんな神様を見るのも楽しいし、千尋の変わりぶりも順を追って見れます。映画には向いてない題材だったかなと思いました。