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主人公のひたむきさに感動
主人公が冤罪により投獄されてしまい投獄中の出来事やその刑期の中で自分は無罪という信念を曲げず、模範囚のように看守からも信頼を勝ち取り監獄長の仕事などをだんだんと任されるようになる。
そんなことをしていながらも着々と脱獄の準備を進めている主人公はすごいと思いました。
また監獄のなかでエリス・ボイド・レディングとの出会いもあり、なかよくなっていきます。
エリスも罪を犯し服役していますが釈放の面談に落ち続けます。そのできごとも主人公に話し「どうせ釈放になることなんかない！死ぬまで塀の中だよ」と言い続けます。
しかし主人公の心に触れていくことで自分の夢や希望を見出していきます。
結果このエリスも救ってしまうことに主人公の有能さを感じずにはいられませんでした。
服役しながら脱獄の計画を立て、それを着々と進めながら囚人達とも仲良くなっていき、看守長の信頼も得て仕事を任される（裏金作りですが）なんてすごい信念だと思いました。
脱獄の時も看守長の靴を盗むところなども平静にやってのけ、下水管を通り抜け檻の外へ抜けたときの爽快感といったらぴかイチだと思います。
また獄中に残るエリスへの手紙でもすごく遠回りに夢の支援するところなど有能さが止まりません。
見て良かったと思える作品ですね。