ブレイド

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ブレイド
10

ヒーローらしくないヒーロー

今回紹介させていただくのはウェズリー・スナイプス主演の「ブレイド」です。
マーベルコミックスといえば「アベンジャーズ」。
それぞれ特殊能力や特殊体質を持ち、市民を守るために戦う正義のヒーローというのがイメージだと思いますが、この「ブレイド」は一癖あるヒーロー。
この作品、実はアベンジャーズの始まりである「アイアンマン」よりも更に昔1998年に公開されていて、かなり初期のマーベル作品なんです。
まだ母親のお腹の中にいる時にヴァンパイアに噛まれたことが原因で、ヴァンパイアと人間の混血として生まれたブレイド。
陽の光を浴びても平気なため「デイウォーカー」と呼ばれていて、ヴァンパイアハンターとして根絶させるためにウィスラーと共に日々戦っているというのが大まかなストーリーになります。
おすすめする一番の理由はとにかくアクションがめちゃくちゃかっこいいです。
ヒーローとしてはめずらしく刀を使って戦うのですが、そのほかにもウィスラーが作った様々な武器を使いながらアクションシーンを繰り広げています。
銃撃戦だけではなく、接近戦もあり、アクションシーンは本当に目が離せません。
もう一つ、個人的にすごいなと思ったのは映像技術です。
ヴァンパイアは銀やニンニクに弱く、ブレイドも銀入りの弾を使うのですが、それで撃たれたヴァンパイアは灰になってしまいます。
その灰になってしまうシーンや他にもたくさんのシーンでCGを使っているのですが、その映像技術が時代のことを考えるとものすごく技術力が高いので、そこも見どころです。
彼の性格や言動は世間一般で想像するヒーローとは違い、少しブラックなキャラです。
そういったところもブレイドの魅力のひとつです。