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第九はすばらしい
ベートーヴェンの秘密の恋人を探る話です。
ベートーヴェンの恋文が残っているのは知っていました。
あなたは私の分身だ、私はあなただみたいな、とても甘い文だったと思います。
その手紙をもらったのは誰なのか、ベートーヴェンの人生はどのようなものだったのか、とても気になります。
見てみると、耳が聞こえないことを隠していたり、イライラしている人だと思われていたのには理由があり、とても悲しい人だったんだなと思いました。
もちろん、彼のために、遺品を整理し、秘密の恋人を探そうとしてくれる秘書みたいな人もいるし、多くの女性と恋愛をしたし、その中には恋が終わっても彼のことを友達として思ってた人といたように思いますが、音楽をしているのに耳が悪くなるなんて、どんなに辛かっただろうと思いました。
それでも、頭の中には音楽が流れてて、それを楽譜におこして演奏すればすばらしいなんて、さすがです。
映画ではいろんな音楽を演奏します。
月光を演奏するところは、すごくかっこいいし、第九はほんとにすごいです。
第九といえば、大晦日に演奏するものとして定番ですが、改めていいと思いました。
ベートーヴェンの曲を全て聴き直したいと思わせてくれる作品でした。