ムスカが最高
面白い映画の鉄則として、悪役のキャラの濃さがあると思います。
その点、ムスカは、しゃべり方は丁寧だし、何考えてるかわかんないし、見た目もかっこいいんだか、カッコ悪いのかわからなくて素敵です。
みろ、ヒトがごみのようだとか目が目があああとか、みんなが真似する名セリフもたくさんあって、すきなキャラです。
最後が哀れなのもグッドポイントです。
名セリフといえば、ラピュタには、ムスカ以外にも名セリフがたくさんあって、口にしてしまいます。
そういうところも、ラピュタが人気の理由ではないでしょうか。
ストーリーもいいです。
空から降ってきた女の子シータはかわいらしくおとなしいと見せかけて、強いし、パズーは年相応に幼いところがいいと思います。
シータが帰れって、とか大人から見たら嘘に決まっているのに馬鹿です。
でも、間違いだと気が付けば助ける一択になるところがかっこいいし、いい男だと思います。
ラピュタという伝説の島もロマンティックです。
空にある、下からはただの雲に見える、行くには竜巻に入っていかないといけないとか、わくわくさせる要素が満載だと思います。
よくテレビで放映されており、何度も見ましたが、やはりおもしろく、飽きない作品だと思います。