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自分が決めるRPG
Undertaleは一見ただの2DRPGに見えるかもしれないがそれは違う。
普通のRPGであれば敵を倒しプレイヤーのレベルを上げて先に進む。
しかし、このゲームは敵を一人も倒さなくてもストーリーを進めることができる。敵との戦いはただ攻撃するだけでなく「会話する」など本作でしか見たことのない選択肢が多く存在する。
このゲームにはプレイヤーが想像したことに答えてくれるのも良い点だ。
例えば「ここで来た道を戻ったらどうなるのだろうか」などゲームをプレイして感じたことを行うと別のイベントがあったり特別なキャラクターに出会うこともある。
そんなプレイヤーの考えを読んだ数多くの隠し要素が存在するのもこのゲームを楽しいと感じる理由だろう。
このゲームについて説明するうえで外すことができないのは、「BGM」だ。キャラクターの状況やエリアの雰囲気に合わせて変わるBGMは想像力を掻き立て、印象に残るゲームとなるだろう。ボスとの戦闘中などBGMのおかげで自分が戦ってるような臨場感を味わうことができた。
シナリオはギャグもあるが終盤の盛り上がりが一番インパクトが強いだろう。RPGにおけるプレイヤーの概念を打ち壊してくれるシナリオは今までのゲームプレイの常識を覆し新しい考えを生みだしてくれるだろう。