ドラえもん のび太とブリキの迷宮

ドラえもん のび太とブリキの迷宮

『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』(ドラえもん のびたとブリキのラビリンス)とは、『月刊コロコロコミック』1992年9月号から12月号および1993年2月号・3月号に掲載された藤子・F・不二雄作の漫画、およびそれを原作として1993年3月6日に公開されたアニメ映画である。映画版は『大長編ドラえもん』シリーズ第13作、映画シリーズ第14作にあたる。第11回ゴールデングロス賞優秀銀賞を受賞した。
ロボットへの過度な依存によって衰退し、反乱を起こしたおもちゃのロボット軍に支配された「チャモチャ星」を舞台に、人間と機械の関係性をテーマとした大冒険が描かれる。本作では物語中盤でドラえもんが拷問を受けて機能停止し海へ投棄されるという衝撃的な展開を迎え、主人公不在のまま野比のび太たちがサピオ少年とともに激戦へ身を投じる構成が大きな特徴となっている。便利な道具に甘えるのび太やチャモチャ星の人々の姿を通じ、機械への過度な依存に対する警鐘がメッセージとして提示されている。
前作に続きメインキャラクターの危機や過酷な展開が盛り込まれており、ドラえもん不在期にはのび太やスネ夫らが自力で事態打開に挑む成長劇が描かれた。また、本作より野比のび助役の声優が加藤正之から中庸助へと交代している。
映画版のラストでは、機械に頼り切らず自立を目指すのび太の決意が示され、シリーズの中でも異彩を放つ社会派の一作なっている。

mo_kyu1201のレビュー・評価・感想

ドラえもん のび太とブリキの迷宮
9

ロボット支配

ドラえもんの映画って事件の起きない前半部分が楽しすぎるのですが、本作もブリキンホテルに行きたくなりました。食事も出てくるし、海あり山ありでとても楽しそうな場所です。
のび太のパパが寝ぼけて予約したなんとも怪しげな場所ですが、あれだけ楽しそうだったら、のび太じゃなくても行ってしまうなと思いました。
また、本作はドラえもんが敵にさらわれてしまって、別行動という大変な事態になります。
のび太がドラえもんのために頑張ってて、ドラえもんは愛されてるなと思いました。
世界観もすごくて、ロボットが人間を支配するためにしたことがよく考えられてるなと思いました。
たしかにロボットに仕事を押し付ければ楽ですが、そうするとどんどん人間の居場所がなくなる気がします。
ロボットの支配ではないけど、私たちも車はあるわ、自転車も電動があるわ、だんだん体力がなくなっているような気もします。
ほっといたら、チャモチャ星人のように長い間歩くこともできなくなってしまうのではないかと怖いです。
こんな世界を今よりずっと前に考えつくなんて、藤子・F・不二雄先生はすごいなと思いました。
最後の敵のやられ方はなんか間抜けだけど、同時に怖いなとも思えるものでした。
ロボットとの付き合い方を考えさせられます。