全てが最高すぎるダークファンタジー漫画~黒執事~
私が思う黒執事の一番の魅力はあのダークさです。
通常の漫画とは異なり、身近な人も敵も簡単に死にます。可哀そうで痛々しい、あまりにも無慈悲なシーンも出てきますが、これが現実だなぁとある意味理解させてくれます。執事のセバスチャンだからこそできる戦いも見どころです。
キャラクター設定もほんとに魅力的で、上手に主人公のシエルを引き立たせます。登場人物は悪魔、死神、エリザベス女王、などなどみんな濃いキャラクターです。
また、なんといっても、デザインの可愛さです。黒執事は、19世紀末期のイギリスを舞台としており、キャラクター達が着ている洋服、町の様子、全てが凝っていてほんとに可愛いです。
ストーリー展開についてですが、終盤で思いもしなかった大どんでん返しもたくさんあるので、読んでて非常に楽しいです。今となっては当たり前の事柄も19世紀当時では違うこともあり、その新鮮さを味わうこともできます。なんとなく歴史を学んだ気分になれます。ストーリーが進むにつれて解き明かされていくファントムハイヴ家の真実や、シエルの過去にも目が離せません!
漫画もそうですが、アニメも非常に良いです。アニメでは、漫画とは異なる進み方をしており、また違った展開を楽しめます。主題歌も、黒執事の世界観に合っていて、その世界観の没頭できます。アニメだけでなくWebラジオ、舞台、実写映画などにも展開しており、様々な楽しみ方ができます。
黒執事はぜひとも人生で1回はせめて読んでほしい作品です。私にとってはストーリー良し、絵よし、全てよしの作品です!