親子でハマれる大人気ロボアニメ、シンカリオンの魅力
あの子供から大人まで幅広い世代に人気を誇る新幹線がロボットに変形して地の底より這いあがりし種族、キトラルザスと戦うアニメ。
キッズアニメと侮るなかれ、各所に織り込まれた鉄道ネタやあの「新世紀エヴァンゲリオン」や「初音ミク」とのコラボなどで話題を呼びました。
戦闘シーンのCGも評価が高く、ド迫力のバトルシーンは必見。
シンカリオンの元になっている新幹線もE5はやぶさ、E6こまち、E7かがやきなどの車両だけでなく、500こだまや700のぞみ、ひかりレールスターなどの懐かしい車両もあり、子供だけでなく大人もついDX玩具を買いたくなるような「親子でハマれる作品」となっています。
そして、新幹線をテーマにしているだけあってJR各社全面協力の元で制作されており、シンカリオンの秘密基地である超進化研究所はあの大宮の鉄道博物館をはじめとした様々な鉄道施設の地下にある、という設定や東京駅が変形して強大な敵を迎え撃つ「東京駅・中央迎撃システム」など、JRの協力あってこその設定や展開もあります。
また、シリーズ通して「人と人とのつながり」を大切にしており、例えばシンカリオン同士の合体である「リンク合体」にはそれぞれのシンカリオン運転士の呼吸を合わせる必要があったり、強大な敵に立ち向かうためにシンカリオン同士で力を合わせることが勝利へのカギになるなど、まさに王道ホビアニ!といった熱い展開も多いです。
特に、キッズアニメということもありシンカリオンには小学生から中学生の子供が乗って戦うのですが、「子供の方が鉄分(栄養素の方ではない)が高く、シンカリオンとの適合率が高いのでその力を最大限発揮できる」などのしっかりした理由付けがされた上で、「子供たちの安全を最優先に対応(場合によっては緊急撤退など)し、本人の意思を尊重する大人たち」という描写にも評価が高いです。
前述したようにホビアニというだけあり、DXSシリーズとして劇中に登場するシンカリオンの変形ギミックを再現したおもちゃがタカラトミーのプラレールブランドから発売されています。
各種リンク合体や、いわゆるスーパー合体にあたるクロス合体を再現できるほか、様々な箇所にあるジョイントを駆使して自分だけのオリジナルの武装形態を作ることもでき、アニメの人気もあって一部の機体はプレミア価格になっているものもあるほどの人気です。
玩具だけでなく、運転士たちのアクリルキーホルダーや缶バッヂ、ぬいなどの大人向け商品も多く発売されており、TBSショップなどで販売されており、数多くのアニメ好きに人気を誇る名作です。