BLAME! / ブラム

BLAME! / ブラム

『BLAME!』(ブラム!)とは、弐瓶勉によるSFアクション漫画作品、およびそれを原作としたアニメ作品。『月刊アフタヌーン』誌上で、1997年から2003年にかけて連載された。弐瓶勉にとって初の長編連載作品で、1995年に同誌に掲載された自身の短編作品『BLAME』をもとにして制作された。2003年にはOVA化、2015年にはテレビアニメ化され、2017年には劇場アニメ化がなされた。この劇場アニメ版は、劇場での公開と同時に、日本初のNetflixオリジナル映画として全世界へ配信されている。
舞台は遥か未来の超巨大都市。人類が失われた世界で「ネット端末遺伝子」を持つ人間を探しながら、都市を支配するシステムや危険な存在と戦い、ひたすら彷徨い続ける一人の男の旅を描く。

g3_ksp7のレビュー・評価・感想

BLAME! / ブラム
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BLAME!の紹介

この作品は、月刊アフタヌーンで連載されたSF漫画作品です。
作者は建物の描写に拘っていて、全体像がわからないほど複雑な建物を描いています。
余計なセリフなどは徹底的に排除していて、読者が自由に想像力を掻き立てられる作品になっています。
この漫画の世界観は未来の話で、都市が複雑高度に建てられていて、まるで巨大な牢獄の様な造りになっています。
コンピュータ・ネットワークは極限まで発達していて、ある組織によって完璧に管理されています。
ネットワークにアクセスできる、『ネット端末遺伝子』の保有が、市民権となります。
仮想空間の事象を現実世界へ反映させることで、理想の世界を構築しています。
しかし、『災厄』によってネット社会は機能不全に陥ってしまい、感染症の蔓延により人々から『ネット端末遺伝子』が失われたことで、ネットワーク社会は崩壊します。
制御が失われた『建設者』によって限りなく拡張され続ける都市構造物は、やがて惑星すら内部に取り込みます。
ネット社会の防御機構である『セーフガード』によってアクセス権のない人類は排斥され続け、全てが壊れた世界の片隅で短い生を生きる、人類の黄昏の世界を描いています。
主人公の『霧亥』が、正常な『ネット端末遺伝子』を持つ人類を探し求め、巨大な階層都市を探索し続ける物語です。