面白かった。
2001年8月とかなり前に連載された作品だが、もっと前から読んでいたらよかったと感じるほど、良い内容であった。
ストーリーが丁寧に作られており、キャラクターや世界観が適度に謎めいている、単行本1冊を読み終えたら、すぐに続きを読みたくなるほどはまってしまい、一気に読み終えてしまった。
多くのキャラクターが登場するが味方敵問わず、それぞれに魅力的な部分があるところも引き込まれた。
個人的に、キング・ブラッドレイがかっこいいと感じた。
主人公サイドと敵対しながらも、最期まで一貫性を保っていたため、敵キャラながらも非常に魅力的であった。
また、この漫画を読むと、挫折や価値観の違い、人間の本質など、さまざまな教訓が得られると思う。
総括として、ストーリーや世界観のの作り方、キャラクターの設定がしっかりとしており、途中で中だるみしないため、最後まで楽しめる作品であった。
単行本は27巻まで発売されており、長すぎもせず、短すぎもせず、ちょうど良い長さである。
10年以上前の作品だが、今でも読み続けている人は多いと思う。
余談ではあるが、アニメ版の作画も素晴らしいので、漫画でもアニメでも、一度試しに見てもらってほしいと思う。