幽☆遊☆白書 / 幽遊白書 / 幽白 / Yu Yu Hakusho

幽☆遊☆白書 / 幽遊白書 / 幽白 / Yu Yu Hakusho

『幽☆遊☆白書』とは、集英社『週刊少年ジャンプ』にて1990年から1994年にかけて連載された冨樫義博によるバトル漫画。1992年からスタジオぴえろによってTVアニメ化され、当時人気を博した。不良少年浦飯幽助は子供をかばって事故死した事をきっかけに霊界探偵となり、師匠・玄海師範の修行を受け、桑原和真、蔵馬、飛影と共に妖怪たちと戦い心身ともに強くなって行く。

Apricot_perfumek7のレビュー・評価・感想

幽☆遊☆白書 / 幽遊白書 / 幽白 / Yu Yu Hakusho
10

泣ける格闘アニメ

今や誰も知らない人がいないくらい王道になってしまったアニメですが、そんなアニメを私はさらに一押ししたいと思います。
タイトルに「幽」と入っていてお分かりだと思いますが、このアニメは魔界や地獄など幽霊(妖怪)がたくさん登場するアニメです。主人公の浦飯幽助も車に轢かれ一時は命を落として幽霊になったが再び復活することからはじまる物語です。

各登場人物の生い立ちもしっかり設定されていて、観る側にたくさんの想像を膨らましてくれるアニメだと思います。登場人物もたくさんおり、一回ぽっきりかとおもいきや何回も登場してきて、もともと敵対していた主人公と力を合わせて修行をし、共に強くなっていく絵が描かれています。
個人的には飛影と雪菜の物語が泣けるくらい好きです。飛影は人に対して何の興味も見せず、無駄な労力を使わない妖怪です。でも、生き別れになった実の妹だけは違い、自分の先頭力を下げてまで肉体改造をして妹を探す為の3つめの目(邪眼)を手に入れました。
しかし、飛影は雪菜と出会っても実の兄とは証さず遠くで彼女を見守っていることに私は心惹かれました。ただ戦闘ばかりすると思いきや感動あり、そしてギャグなどの笑いありの一昔のアニメです。
一人ひとりの回想シーンか多くて物語に引き込まれていきます。もちろん格闘シーンも中々のスリルがあって面白いです。原作の漫画は最後無理やり終わらせた感がありますが、そんな漫画だからこそ傑作だと思います。