学校(映画)

学校(映画)

『学校』(がっこう)とは、山田洋次監督による日本の映画シリーズ、および1993年に公開されたその第1作目である。松竹配給により2000年までに全4作が制作された。夜間中学校をはじめとする多様な教育の場を舞台に、真の教育や人間の生き方を問いかけるヒューマンドラマである。
第1作は、様々な事情や背景を抱える生徒たちが集う東京の夜間中学校を舞台としている。不登校の若者、在日外国人、高齢で文字を学ぶ人々など、年齢や境遇の違いを超えて学び合う生徒たちと、彼らに親身に寄り添う教員の姿を描く。実在の生徒や夜間中学に関する手記・記録を物語のベースとしており、リアリティあふれるエピソードが織り交ぜられている。
構想から十数年の歳月をかけて完成した本作は、これまで一般に馴染みの薄かった夜間中学校の存在を広く社会に知らしめる契機となった。日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ数々の映画賞を受賞し、幅広い層から高い評価を受けた作品である。

3ctomonori052のレビュー・評価・感想

学校(映画)
9

イノさんの人生

夜間中学の話です。イノさんの話は実話な部分があるらしくびっくりです。
イノさんに夜間中学のことを教えてくれた医師がいるというのは本当のことらしく、すごく人のいい人に出会ったんだなと、とてもほんわかした気持ちになりました。
私は、そんなに勉強も好きではなかったけど、それは勉強ができる環境にいたからかもしれません。
イノさんや、オモニのようになかなかする機会に恵まれなければ、したくてたまらなくなったでしょう。
イノさんが学校に入学した時、医師が言った、学校に通うのがそんなに勇気がいるのかなという台詞に黒井先生が言った、そりゃあ勇気がいるよという台詞や、イノさんの俺とお前らとどこがおんなじ人間だという台詞にはいろいろ考えさせられました。
今まで、悔しい思いや、いろんな経験をしてきたんだなと思いました。
イノさんには卒業式に出て欲しかったし、クラスのみんなともまた会って欲しかったなと思いました。
苦労してきた人が報われる、そういうラストがいいなとは思いますが、そりゃあ、働きづめだったし、医者にかかることもあまりできなかったろうし、体がボロボロというのもうなづけるというか、世の中、うまくいないものだと思いました。
でも、イノさんは幸せだったのかもしれません。そうでなかったのかもしれません。
そういうところをはっきりさせないところが、リアリティがあってとてもいい映画だと思いました。