おもちゃってすばらしい
やっぱり、なんだかんだ言って一番というか、いい話でした。私たちが子どもの頃、おもちゃで見立て遊びとかしてたとき、おもちゃが本当は生きてたらなあと思ったそのままの世界があって、新しいおもちゃが来たら嫉妬するとか、おもちゃにひどいことをする子どもが悪役とか、わかりやすくておもしろいです。あと、自分が本物のスペースレンジャーだと思い込んでいるというのは、テレビアニメのおもちゃか出て来た現代において、起こりうる問題だなと思いました。バズがそんなやつなのに、別に何か言うことなく、付き合っていた仲間たちはいいやつだなと思うし、ウッディがそんなバズにイライラする気持ちもわかりました。それでも、おもちゃと知って落ち込むバズに、おもちゃっていいぜというウッディはやっぱりみんなのリーダーの、優しいやつだと思います。ウッディの日本語吹替版の声ももう唐沢くんじゃなきゃウッディじゃないってくらい、ハマっているし、所ジョージさんのバズは最初は違和感っていうか、スーパーヒーローが所ジョージかあと思ったりしたけど、きき慣れるといいです。他にもいろんなおもちゃが出て来て楽しいし、何よりおもちゃを大切にしようと思わせてくれる映画です。これからも、見続けたいと思います。