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最後の最後まで想像ができない結末
これほど面白い映画はなかなかありません。
時効が成立してすぐに犯人だと名乗りあげた藤原竜也。世間は一気に彼に注目します。彼は連続殺人犯。遺族から命を狙われる心配から伊藤英明をボディガードに指名します。伊藤英明の妹も藤原竜也に殺された被害者の1人。
不本意ながらも担当をする伊藤英明。そんなこともお構いなしに藤原竜也はメディアに出まくります。
ここまではまぁ、よくある話です。しかし、この映画の面白さはどんでん返しです。
しかも、1度ではありません。犯人が藤原竜也、藤原竜也を憎んでいる伊藤英明。その関係は中盤には壊れてしまいます。
この2人の本当の狙いは。意外な繋がりに誰もが驚きます。これまでに遺族に挑発してきた藤原竜也。そして、その遺族の関係。
本当の犯人は藤原竜也ではないのです。
後半は真犯人を必死になって探す藤原竜也。本当の犯人はとても意外な人間でした。その事実は衝撃的でした。
そして、ラスト一件落着したと思いきや最後の最後にまたまた波乱が起こります。
これほど自分の推理をことごとく裏切る映画はなかなかありません。観た人誰もが騙されること間違いなしです。これほど内容の濃い映画はなかなかありません。
もう1度観なおしたくなる。そんな映画です。