約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

『約束のネバーランド』とは白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)による日本のダーク・ファンタジー・サスペンス漫画。2016年8月に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。GFハウスという孤児院で育てられた主人公のエマとその仲間達による、過酷な運命を自分の手で変えようともがき奮闘する物語である。ジャンプのセオリーである“友情、努力、勝利”を違う角度から描いている点や、独特な世界観、ミステリー要素を含むストーリー性などで人気を集め、テレビアニメ化や小説化、映画化と多岐にわたる支持を得ている。

harumaki4のレビュー・評価・感想

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
10

アニメ「約束のネバーランド」

食用児と呼ばれる子供たちと鬼の戦いを描いた作品です。

あらすじとしては、舞台はグレイスフィールドハウスと呼ばれる孤児院から始まります。主人公のエマは活発で家族思いの優しい少女で、同い年のノーマン、レイと並びテストでフルスコアを出すぐらいの優秀な子供です。
ある日ノーマンと共に、里親が決まり引き取られて行ったはずの家族の死体を発見してしまいます。そして自分達は鬼の食料で、孤児院は農園であったと知ります。レイや他の子供達と協力し、飼育監であるママの目を欺いて脱出する方法を探るというお話です。

メインの3人を代表とする子供たちはとても賢いので、ママであるイザベラや、助っ人として呼ばれたシスタークローネと、レベルの高い駆け引きが展開されてドキドキします。また子供たちの同士のやり取りも注目ポイントです。
話が進むにつれ、農園からの脱出がいかに難しいかわかってくるのですが、それでも諦めず話し合って考えます。そこには前向きなエマの存在が大きいと思います。

結局ノーマンは出荷されてしまうのですが、残りの年長者たちで脱出に成功します。
その際、初めてイザベラの本音と思われる部分が垣間見えることになり、胸に迫るものがありました。

原作も読んでいるので先の展開も知った上で、オススメの作品です。