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ドキドキハラハラ展開の戦争映画
1600人の味方兵士の命を救うために、若き英国兵士のスコフィールドたちが将軍からの伝令を届けるために奔走する話でしたが、本当に凄かったです。
英国軍もドイツ軍もお互いが命がけで自国を守るために戦っていて、退却したかに見えたけど、雪先々で罠や兵士が待ち受けているところは何度もビクッとしてしまうぐらいに驚きました。
敵だったとしても燃えている戦闘機から救ったスコフィールドたちに、命を救ってもらったとしても敵軍だったから殺した兵士も、その兵士に最後の力で襲われてしまうブレイクの姿、本当に切なかったです。
ブレイクを失った後に、味方の兵士たちに出会って途中まで送ってもらうものの、前線に向かうまでもたどり着いてからももう危険と隣り合わせで、歴史の授業でサラッと学ぶだけじゃなく、こういう実情を知らなくては本当に戦争というものはしてはいけないと実感できないと思いました。
なので、その面に関してはこの映画は世界中で放映する必要がある、素晴らしい映画となったのではないかと思いました。
そして、なんとか伝令を届けて、1600人の命を救うことに成功したスコフィールドと、スコフィールドから弟の死を聞いたブレイクの兄の会話シーンは本当にボロボロと涙が出るくらい悲しさで泣いてしまいました。