美しいファンタジー
なんだかんだいって、定番のラブストーリーだとおもいます。
手がハサミの悲しい青年と町の娘の恋です。
エドワードはとても悲しい生い立ちにより手が仮の手であるハサミのままになってしまった人造人間です。
何で彼をあのおばさんが村に連れてきたのか、ちょっとよくわからないけど、なんか寂しげだし、いい男だし、助けたくなったのかもしれません。
でも、手がハサミってほんと大変だとおもいます。
服を着るのもものを持つのも大変だし、事実、エドワードの顔は傷だらけでした。
なんで、博士は仮の手をハサミになんかにしたのでしょうか。不思議です。他になんかなかったんかいと思います。
おかげでエドワードは、好きな女の子を抱きしめるのも不器用にしかできず、そんなつもりもなく傷をつけて、村の人から追われて…可哀想です。
一緒に住むのは無理だって話になってしまいましたが、それも昔だからですよね。
今ならハサミの取り外しとかはできそうな気が、いや、切られたら痛いのかな、人造人間だと。
よくわからないけど、時代が昔っていうのもこの物語の寓話性っていうか、なんかファンタジーチックなところを強化していていいです。
雪がエドワードが氷の彫刻を作ってできる削りカスってのもすごくロマンチックだし、子供の頃は雪を見るとエドワード…とか思ってました。