エスターの正体
あんなに小さな女の子が平然と人を殴ったり、人を傷つけるというのがすごく怖いなと思いました。
やっぱり、小さい子ってすぐ動揺するし、怖がるものなのでそれがないとなんか不気味です。
これは一体、どういう話かな、サイコパス、悪魔とか考えながらみていましたが、まさか、実は大人だったとは!驚きです。
そうわかってみると体をあまり見せたがらなかったりするのもよく見ると歳をとってることがわかるし、それに恥とか外聞もよくわかっていたからなんですね。
大人なのに体が子どものままというのも辛いでしょうしエスターの気持ちもわかります。
ですが、やっぱり怖いです。
エスターの犠牲に逢う人はたくさんいましたが、この主人公はかわいそうっていうか、主人公も結構やなやつだなとか思っちゃいました。
死産は気の毒ですが立ち直ってないうちから、養子を迎えるってのもどうかしてるし、エスターが花を切ったときの態度も酷すぎると思います。
これ、エスターだったからいいけど、ほんとにただお母さんのためにだったらトラウマもんですよね。
主人公もひどいけど、そんな状態で子供を新しくとか思える父親もヤバイですよね。
てかまあ、そこは本筋ではないですね。本筋はエスターのヤバさですよ。
お絵描きが好きだったり、丁寧だったり、養子にしたいなと思える表の顔と、自分を傷つけるやつに容赦なかったり、男を誘惑したり、殴る、傷つける裏の顔とそのギャップが恐ろしく、まさにホラーでした。