グリーン・インフェルノ

グリーン・インフェルノ

『グリーン・インフェルノ』(原題:The Green Inferno)は、2013年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画。監督はイーライ・ロス。主演はロレンツァ・イッツォ。食人をテーマにしたホラー映画となっており、批評家からの評価を要約すると、「本作はイーライ・ロス監督作品の新規ファンの開拓には至れないだろう。しかし、残虐な映像を作り上げることに関するロス監督の才能に魅せられた人々にとっては、ぞくぞくするような面白さがある作品になっているはずだ。」となっている。

moimoi1221のレビュー・評価・感想

グリーン・インフェルノ
9

食人描写がすばらしい

とにかくひどいです。
でも思ったよりグロくもなく、コメディ祭で上映されただけあって、なんか面白いというか、うわあ、こんなことされちゃうの?ていうおかしさがありました。
食人描写は見事で、最初、仲間の男の子が目をくり抜かれ食われ、舌も食われ、手足をもがれ、もうむちゃくちゃでした。
その後も仲間たちはどんどん殺され食われ、仲間の肉を食べちゃった描写もあり、これぞ食人映画って感じでしたね。
主人公の女の子は、いいとこの子だし、あんまりよく考えもせず、活動に参加し、仲間のリーダーに利用され、現地民に捕まり、散々な目にあってかわいそうでした。
よく考えもせず、よく知らない人とつるむのは良くないですね。私は絶対行きたくないです。
リーダー、アレハンドロはほんと嫌なやつでした。
女の子を利用してメッセージ性の強い動画をとったり、仲間が食われてるのにストレス発散しなきゃとか他の人を身がわりにしたり、利己主義半端ねえって感じでした。
でもそういう人がカリスマ性があったりして、まさに憎まれっ子世にはばかるでした。
ともかく、食人描写が面白いので、ぜひ見て欲しい作品です。
やっぱ、食べるために殺すの方が怖くないのかもしれません。
食べられるところを想像すると怖いけど、意味なく、指を切られるとか、なんで殺されるか、観客がわからない方が怖いのかもしれないです。
なんとなく、そんなに怖くなく、どこか爽快な感じでした。