少女が主役と思いきや
とても嫌な気持ちになるホラーでした。
どういう話か、全然知らない状態で見たので、開始30分ほどで女の子が亡くなったのにはびっくりしました。
エクソシストじゃないですけど、なんとなく悪魔とかの話って幼い子供に乗り移る話が多いので、これもそれ系だと思っていました。
ですが、本当は全然違うくて、可愛い少女はただただかわいそうなだけで、酷い死に方をして、その後、母親はおかしくなるし、兄も母に責められまくるみたいな重い展開になりました。
たしかにショッキングなシーンも多いし、悪魔の仕業かみたいなこともあるのですが、幽霊とかそういう種類じゃない怖さを感じました。
悪魔崇拝か何か知りませんけど、大事な家族を苦しめて、何を考えてるんだ、あのおばあさんは!と腹立ってくる映画でした。
悪魔に魅せられる人って、演劇の世界ではよくでてきますが、やっぱり、悪魔ってどこか魅力的なのでしょうか。
てか、悪魔降臨なんて、崇拝者の内々でやってくださいよって感じです。
役者さんは、母親役はトニ・コレットがしていて、怖がり方がすごかったです。
顔全体で怖がっているという感じでした。
やっぱりホラー映画で大事なのは、中の人の怖がり方だと思うので、トニ・コレットさんキャスティングは大正解だと思います。