素晴らしいアニメ化作品
映像、音楽、ストーリー、構成、全てにおいて素晴らしいアニメです。
ストーリーは終始容赦のない残酷なシーンが多いですが、それに伴う非常に考えさせられる題材が多いです。思いもよらない展開や伏線が多く、特にお話をあれこれ考察しながら見るのが好きな方におすすめしたいです。そして澤野弘之さんが担当されてらっしゃいます音楽が素晴らしいです。作画も素晴らしく、1期~3期のWIT STUDIO、4期のMAPPAどちらもアクション、他パートにおいてとても「進撃の巨人」という作品に合っていました。
※以下ネタバレ含みます。
序盤~中盤にかけては主人公たちが人類を捕食する巨人という脅威に立ち向かうお話だと感じますが、後半は人対人という、もっと複雑で難しいものに変わります。戦争や生存権など、思わず頭を抱えてしまうほど難しい問題の中、様々なキャラクターのリアルな感情描写がたくさん出てきます。「進撃の巨人」のお話の魅力は、色々な人物や立場の視点から物事を考えさせられ、視野が広がることだと感じました。原作との多少の変更点やオリジナルはありますが、ほとんど気にならないぐらいの完成度だと思います。まだ見てない方でシリアスなものや深いテーマをもつ作品が好きな方は是非見てほしいと思う作品です。