オシャレで、かっこいい
ちょっとわけのわからないところもありますが、かっこよくて大好きな映画です。エドワード・ノートンが家具が好きって設定もなんか好きだし、ブラット・ピットの汚らしい格好も全て計算し尽くされているなと思ってしまいます。もともとこの監督は細かい人らしいのですが、その細かい設定とか撮り方がとてもうまく作用している映画だなと思いました。
ブラピの役は頭のおかしいぶっ飛んだ役です。彼の作ったファイトクラブは女の私からしたら、意味のわからないクラブですが、この映画に憧れて、喧嘩してえ、とか思った男性も多かったと思います。予告編では、なんかそのファイトする奴らみたいなことしかわからなかったので、初めてこの映画を見たときは、サスペンス的要素もあって面白いなと思いました。
そして、その謎で観客を最後まで引っ張っておいて、最後は小馬鹿にしたように終わるところもオシャレだし、かっこいい映画だなと思います。ブラピがすごい体のいい男役なので、エドワード・ノートンはヒョロ男っぽく映りますが、エドワードも実はなかなかいい男だし、映画の中で鍛えていって、体もよくなるし、素敵です。男くさく、なんやねんと思う場面も多いですが、いい体の男たちが見れるのもこの映画の魅力の一つかなと思います。