イエスタデイ / Yesterday

イエスタデイ / Yesterday

『イエスタデイ』はイギリスで制作されたスタイリッシュでハートフルなラブコメディ映画である。売れないシンガーソングライター、主人公のジャックはある日バスに跳ねられる。意識不明の状態から回復したものの、目覚めた世界には伝説のバンド「ビートルズ」が存在していなかった。なぜかジャックだけがビートルズを憶えている。記憶を頼りに披露した曲「イエスタデイ」をきっかけに、ジャックの平凡な人生が徐々に変化していく。ファンタジーな要素とリアルを織り交ぜながら友情、恋愛、苦悩をビートルズの名曲と共に楽しめる映画だ。

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イエスタデイ / Yesterday
9

いい曲

ビートルズの曲って、やっばりいいなと思いました。なんか鼻歌とかちょっとギターで弾いてみるみたいな軽い感じで歌ってても、様になります。私はビートルズ世代ではありませんが、私の母も好きだし、私の好きなアーティストもだいたいビートルズの影響を受けています。そのビートルズがいない世界ってのがおもしろい設定だなと思いました。ビートルズのいない世界だと、いないアーティストもいて、なるほどと思いました。でも、本当のこと言えば、今いるアーティスト全員いないじゃないかなと思います。それだけ、影響力のあったアーティストだったと思います。彼だけが知ってて、それを逆手に歌手として売れてしまうなんて、同じようにビートルズを知ってる人からしたらとんでもないことのようだけど、そうではなく、同じようにビートルズを知ってる人が彼を応援しているのが、すごくグッときました。やっぱり、あの曲らは無くしてしまうのは惜しすぎる、とてもいい曲です。そんなふうにみんなに愛される曲っていいなと思うし、ビートルズのすごさを改めて感じた映画でした。そして、ビートルズファンには、たまらない設定が一つありました。あの場面を見ると、涙が止まらなくなる人たちもたくさんいたと思います。そこだけでも見る価値がある映画だと思いました。