コレクター(1965年の映画)

コレクター(1965年の映画)

『コレクター』(原題:The Collector)とは、1965年に制作されたイギリスとアメリカの合作映画である。原作はジョン・ファウルズの同名小説であり、名匠ウィリアム・ワイラーが監督を務めた。孤独な青年が抱く倒錯した愛情と、それによって引き起こされる監禁劇を描いたサイコ・サスペンスの秀作として知られる。
サッカーくじで大金を得た内気な青年フレディ・クレッグは、以前から密かに好意を寄せていた美術学校生の女性ミランダ・グレイをクロロホルムで昏倒させ、人里離れた屋敷の地下室に監禁する。暴力や身代金を目的とせず、ただ彼女から愛されることを望むフレディは紳士的に接するが、価値観や身分の隔たりは埋まらず、ミランダは絶え間なく脱出を試みる。双方の執着と逃亡劇が繰り広げられるなか、冷酷な心理戦の末に悲劇的な結末を迎える。
主演のテレンス・スタンプとサマンサ・エッガーの鬼気迫る演技が高く評価され、1965年のカンヌ国際映画祭にて男優賞と女優賞を揃って受賞した。また、第38回アカデミー賞において監督賞、主演女優賞、脚色賞の3部門にノミネートされたほか、サマンサ・エッガーはゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門)を受賞するなど、密室における人間の異常心理を描いた映画史に残る傑作として高く評価されている。

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コレクター(1965年の映画)
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コレクター

人によって趣味はそれぞれ、いい趣味もあれば、えげつない趣味もあります。この映画の主人公はかなり独特な趣味の持ち主、いい子はマネしないように。ずばりいって女性です。かなり危ないやつ、身内がなくなり遺産相続でお金と家を手にしたところまではよかったが、頭のねじが緩んだのか、女を誘拐して自宅に監禁してしまった。女性の恐怖の日々が始まる。一見見た目は優しそうな青年なのだが、目が少し普通ではない。何せ俳優が曲者のテレンス・スタンプなので、普通の映画にはなりようがない。出てくる俳優は二人だけ、約二時間の映画で、俳優が二人で最後まで見させてしまう。監督は巨匠ウイリアム・ワイラー、さすが演出力は天才的、どのようなジャンルを作らせても傑作をものにする。忘れてはいけません、女優はサマンサ・エッガー。カンヌで主演女優賞をとっています。いわゆる大作ではありません。考え抜かれたシナリオと監督の力そして俳優の実力が組み合わさってこのようなスリラーの歴史的な傑作が生まれたのでしょう。最近のハリウッドの映画はやたら製作費を掛ければいいと錯覚をしているみたいです。映画の出来はシナリオ次第、お金をかけてもくずのような映画がたくさんありますね、ハリウッドには山のように失敗作が転がっています。