田中実はなぜ死を選んだのか?不可解な自殺に関する考察まとめ
数々の名作ドラマや映画に出演してきた俳優の田中実。順調にキャリアを積んできていたはずの彼ですが、2011年に首を吊って死亡しているのが発見され、日本中に衝撃が走りました。遺書がなかったことから、彼がなぜ死を選んだのかは未だ謎に包まれています。44歳、まだまだこれからという時に、一体なぜ…。幸せそうに見える人ほど、心の内にはどうしようもない闇が巣くっているのかもしれません…。
田中 実(たなか みのる)とは
出典: www.amazon.co.jp
生年月日:1966年10月27日
出生地:東京都
身長:185cm
高校卒業後、俳優の仲代達矢が主宰の俳優養成所「無名塾」に入所。1990年度上半期のNHK連続テレビ小説『凛凛と』で主人公・畠山幸吉を演じ、注目を集める。1999年から放送された昼ドラマ『温泉へ行こう』で人気を不動のものにする。その後一般女性と結婚。
温かな人柄
まじめな役柄が多かったが、「どんなに厳しい現場でもいつも朗らか」と、その素顔も人格者として知られていた。演技に対する姿勢も誠実で、周囲からの信頼も厚かったという。
突然の訃報
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誠実な性格で知られる田中だったが、2011年4月25日、予定されていたドラマ撮影に姿を見せず連絡も取れなくなった。不審に思ったマネージャーと母親が自宅マンションへ向かうと、すでにマフラーで首を吊って亡くなっていた。
直前の様子
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事務所幹部やマネージャーらによると、自殺の直前まで変わった様子は見られなかったという。若手俳優の講師として社内に響き渡る声でレッスンし、電話の様子もいつも通りで「悩みがあるようには思えなかった」と話す。
ブログ
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そんな中、自殺の直前の4月11日に投稿された田中のブログが話題を集める。記事のタイトルは「のぞみ」。ブログにはこうつづられていた。
空を見上げて
考える時は
何か良い事ありそうな気分
下を向いて
考える時は
どこか気持ちが沈んでるような…
考えるから人間だって
言っていたのは誰だっけ
考えるのは大好き
空を見上げて考えたい
空を見上げて考え続けたい
3月2日にも、「挫折した人間が自己再生の為に戦う。人を再生させるものって、何なのですかね。本当に心が弱っている時は、 やっぱり 人 かなぁ 弱っている時は人に会うのも辛いのでしょうが、 それでも ふと、周りに家族や友人が… 仲間が居る事に気づいて、想いに包まれ、癒されて行くのかなぁ」といった書き込みがされていた。
3月2日にも、「挫折した人間が自己再生の為に戦う。人を再生させるものって、何なのですかね。本当に心が弱っている時は、 やっぱり 人 かなぁ 弱っている時は人に会うのも辛いのでしょうが、 それでも ふと、周りに家族や友人が… 仲間が居る事に気づいて、想いに包まれ、癒されて行くのかなぁ」といった書き込みがなされた。