侍が出るのにガンダムも出現!?不思議な世界観「SAMURAI7」の魅力に迫る!!

2004年GONZOより「SAMURAI7」が放送開始されました。
こちらの作品、実は黒沢明監督の「7人の侍」をリメイクしたものとなっています。
しかしこの作品、ただのサムライと農民の戦いの話しかと思ってはいけません。
農民やサムライもいるのに、何故だかガンダムや戦艦が飛び交ってます!!
何故?どうして?気になる~!?という方に今回隠れた名作「SAMURAI7」の魅力について迫ります!!

初めに

1954年黒沢明監督作品「七人の侍」
それは映画界に激震を与え、歴史に色濃く刻まれました。
そしてその「7人の侍」の50周年記念として2004年GONZOによるフルデジタル・アニメ「SAMURAI7」が放送開始されました。前半は原作を大方なぞり、後半は完全オリジナルで全26話で構成されています。
今回はこの「SAMURAI7」の魅力をご紹介したいと思います!

あらすじ・ストーリー

人類は数々の大戦を経て、機械化文明と農耕文明が入り混じった混沌とした時代にありました。
大戦が終了してしばらく後の事、コメの刈り取りの時期に現れては村を襲いコメを略奪する野伏せり(のぶせり)を撃退すべく、神無(かんな)村は密かにサムライを雇う事を計画します。村の水分り(みくまり)の巫女であるキララは自ら願い出て、サムライを探しに都の虹雅渓(こうがきょう)へ出ます。

物語の最大の特徴、”機械の野伏”

後ろにいる機械が野伏。

あらすじだけみると、そこまでおかしな部分はないように見えます。
しかし、SAMURAI7が異色のアニメであるのは、サムライとガンダムらしき機械が共存しており、SF感があることです。
最初見て頂くと、サムライや農民のいる世界にガンダムが!?と驚かれると思います。
えええーー、と思いながらもぐんぐん引き込まれるのは意外にその世界観に面白みがあるのかもしれません。

手に汗握る戦闘シーン

個人的にSAMURAI7を見ることを決めたシーンをご紹介いたします。
それがこちら

こちらの戦闘シーンに一目惚れした自分はこのアニメを最後まで見ようと決めました。

個性のある登場人物・キャラクター達

この世界のサムライはピアスや独特の衣装をまとった侍がいます。
一目みればなかなか忘れられない格好をしているのも、「SAMURAI7」の特徴かもしれません。
もちろん見た目だけでなく各々の性格も全く違い、魅力的です。
7人も個性の違う侍がいればあなたの好きなタイプのサムライもきっといるはず。
そんなサムライの中から何人かご紹介します!

島田カンベエ

多くの戦場をめぐった経験から、文武両道に長けた人望のあるサムライ。
大戦時代、生き残るために策を立て、後続の本体が勝利するよう戦っていった結果、「負け戦」ばかりするようになりました。
本作では、サムライ達のリーダーとなりサムライ達に指揮をします。
彼がどのようにしてサムライ達を勧誘し、機械の野伏と戦うのかが見所です。

岡本カツシロウ

年の頃は十八くらいの、育ちの良さが滲み出る、武者修行中の若いサムライ。
良くも悪くも真面目な性格で、理想のサムライ像を求め偶然出会ったカンベエに感服し弟子入りを願い出ます。
最初の頃は頼りないカツシロウでしたが、野伏と戦うためにどう成長するのか、また真の侍とは何かを探る彼の成長が見所です。

キクチヨ

赤い装甲に獅子のような髪、白と黄の陣羽織る、猛突猛進の機械のサムライ。剣の腕はいまいちですが、剛腕に物を言わせて大刀を振るいます。
機械ではありますが、人間よりも人間臭さを見せます。豪快で単純明解、それゆえ面倒事も起こしやすいですが、憎めない性格のトラブルメーカー&ムードメーカー。
なぜ彼は機械になったのか?物語が進むにつれてきっとあなたは彼のことが好きになるはずです。

片山 ゴロベエ

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