バブルを背負うアイドル・ベッドインの色々とヤバくて異色な活動
バブルを髣髴とさせる地下アイドルがいることをご存知でしょうか? と言っても今の若い世代はバブル時代なんて生まれてもいないでしょうね。ベッドインは20代ながらバブル時代を匂わせる言動、ファッションで異彩を放っています。
異色の地下アイドル ベッドインとは?
90年代・バブル時代とも言われ日本中が好景気に沸いた時代がありました。今の日本からは想像もできないかもしれませんが、ジュリアナ東京、アッシー、メッシーなどと言われる男たち、ボディコン……とにかくお金が余った時代があったのです。そんな90年代を髣髴とさせるアイドルが最近話題になっているのをご存知でしょうか? 若い人には新しい、バブル世代には懐かしい、そんな彼女たちの活動を紹介してみたいと思います。
まずはベッドインのコンセプトです。
90年代バブル期のオイニーを撒き散らす地下セクシーアイドルユニット『ベッド・イン』!
中尊寺まい(例のK)&益子寺かおり(妖精達)によるセルフプロデュースでロリアイドル文化に全面対抗中。
弾けないバブルを貴方に…
出典: bedin1919.chu.jp
近年のアイドル低年齢化に対抗中とのことですが、2人の年齢はどうなのでしょうか? 10代には見えませんね。
と言っても2人の年齢は公表されておらず単に20代となっています。
ミステリアスな一面もバブルっぽい?のかもしれません。
ベッドインの2人はどんな人?
さて、ベッドインの2人について解説してみましょう。と言ってもあまり情報が公開されておらず、それほど厚みのある解説ができないのが現状です。現状分かっていることをお伝えしてみたいと思います。
まずは益子寺かおりさんについてです。
ベッドインの”おみ足担当”である益子寺かおりさん。確かにすらっとした美脚ですね。ベッドインの衣装でもあるボディコン衣装にピッタリです。
また、彼女はロックバンド「妖精達」のボーカリスト・マスティエンヌ・カオリとしても活躍しているそうで、バンド歴は10年以上にもなるということです。そこから考えられる年齢は……20代後半から30代前半くらいなのでしょうか。
ベッドインは立ち位置などが固定されていない(と言うより自由に動いている)ように見えるので、最初は覚えられないかもしれませんが、髪の長い方と憶えてください。
ちなみに益子寺かおりさんが所属している妖精達はこんな感じです。歌謡曲の雰囲気を残しつつハードなアプローチをしているかなりの実力派バンドです。
それでは、2人目のご紹介です。
中尊寺まいさん、ベッドインの”パイオツカイデー”担当と言うことです。確かに豊かな胸ですね。
元々は例のKというバンドでギター・ヴォーカルを担当していましたが、脱退しベッドインを結成と言う流れのようです。例のKはオルタナ・パンク系の音楽だったようです。ちなみに結成のきっかけはお互いがバブル顔ということで意気投合したことだとか。バブリーなアイドルと激しめのバンド、全く違う音楽性で活動をしていくと言うのもかなり勇気がいることだったでしょうね。
中尊寺まいさんはパフォーマンス中でもギターを弾いたりしていますから、ベッドインもアイドルと言うよりもバブリーなユニットと言う感じなのかもしれません。かなりエロについて奔放なユニットですから、アイドルとは正反対なのも否めませんしね。
例のKは2014年にアルバムを発表し、活動を終了しています。かなり個性的でアクの強いバンドですが、好きな人ははまってしまう音楽性です。
ベッドインの活動
ここまで見て頂いただけでも分かると思いますが、2人ともかなりの実力者なんですよね。何故バブルをコンセプトにしたのかは分かりませんが、ライブではバンドを従えていたりと意外にロックしてます。ビジュアルや言動で色物として見ていると衝撃を受ける方もいるかもしれません。
そんなベッドインですが、2014年になんと8cmシングルでデビューしています。短冊型とも言われていますが、今では見かけない細長いタイプのCDです。バブルをコンセプトにしているからこその発想とも言えます。また、なぜか写真集もリリースしています。写真集を出してしまうのもライブ会場やディスクユニオン店頭での販売のようですが、アイドルだから……なのでしょうか?
飲んでいる時にふと「死ぬまでに写真集を作ってみたくない!?」という話題になって。C.C.ガールズさん、ギリギリガールズさんなど、バブル時代に一世を風靡した「セクシーアイドル」のようなイキフンで作りたいねって大盛り上がり。当時の写真集を参考に、自分たちでロケ地や衣装、構成やデザインのイメージを考えて、バンド仲間たちにも協力してもらい“真剣なお遊び”を一つの形にした、というか…。老後、孫に自慢できるような作品を作ろう!と、自腹を切って1年かけて作りました(笑)。
出典: realsound.jp
ジャケットデザイン、字体など全てにおいて時代を感じさせるものですね。その後は通常のCDでの販売ですが、バブルらしいデザインセンスは健在です。