表紙買いしたくなる?! 親子で読みたい名作シリーズ
世界名作シリーズは世代を超えて読み継がれていく良作ばかりです。そんな名作が「新訳」「新装版」としてリニューアルされてもいます。
表紙も今風なデザインなので、つい表紙買いしてしまいそうですが、内容はしっかり名作なのです。出版社(訳者)によって作品の雰囲気も違っていますし、お父さん、お母さんは自分達が読んだ頃の作品と読み比べてみても面白いのではないでしょうか?
シートン動物記(シートン)
強くかしこく、人間たちには決してつかまらなかった、オオカミ王ロボの一生。ちょっとマヌケだけど、ご主人さまのことが大好きな、シートンの飼い犬ビンゴ。お母さんも兄妹たちも銃で殺され、ひとりぼっちで生きてきた、クマのワーブ。お母さんウサギ・モリーの教えをけんめいに覚えようとする子ウサギのギザ…。ほんとうにあった動物たちの物語に、おもわず涙があふれだす。
坊ちゃん(夏目漱石)
「親ゆずりの無鉄砲で、子どもの時から損ばかりしている」そんな坊っちゃんがなんと中学校の先生に!?住みなれた東京をはなれて、着いた先は四国の松山。先生も生徒も変人ばっかりで、教師生活はどたばた事件の連続!東京に残してきた母がわりの清のことも気になって…。坊っちゃんがのどかな田舎で大騒動を巻き起こす!読んでおきたい名作決定版!
フランダースの犬(ウィーダ)
祖父と、犬のパトラッシュと暮らす少年ネロの夢は、画家になること。つつましくも幸せな生活を送っていましたが――。ネロとパトラッシュの友情に心を打たれ、待ち受ける悲しい結末に考えさせる不朽の名作。