頑張ってるのは人間だけじゃない!ナイス動物キャラ
映画、アニメなどの分野で活躍する動物たち。こと実写映画の場合は「CGじゃないの!?」と思うほどの演技を見せてくれます。
ラッキー(『ドクター・ドリトル』)
作中の舞台は現代で、ドリトル先生も人間担当の医者です。動物との会話も一種の超能力のようなものでなされます。「友達」だった犬が保健所に連れて行かれて以降、その能力は消滅したかに見えましたが…。「とにかく患者を診る!」と、医師としての使命感より儲け主義に走るドリトル先生の能力は、ふいに復活するのでした…。
このラッキーをひき殺しかけた際に。ひょんなことから彼を飼うことになりますが、「動物と話せる」などと言ったことから自分が病院送りに。「動物はしゃべらない!」とラッキーに向かって言いますが、ラッキーはこう言い返すのです。「俺は自然に、犬らしく暮らしてる。あんたは動物と話せる医者だろ」と。「何と言われてもを受け入れて、自分の使命を果たせ」ということですね。ラッキー、人間の世界はそう単純じゃないんだよ…と思いつつ、「頑張ってみるかな…」という気にもなる一言です。
ボブ(『ベイブ2』)
ピエロのオジサンと一緒に芸をするチンパンジーの一匹です。最初ははいかにも「世慣れた、しかし都会の落伍者」といった感じだったのが、いざ子供が生まれるや嫁と子供を守るために奮闘します。名言も多いです。実際は角刈りのような髪型です。猿にしとくのが惜しいくらいかっこいいです。
セロニアス(『ベイブ2』)
先述のボブでさえヘコヘコする、いわば「ボス猿」です。紳士的で、大物感半端ないですが、「服着るから待って」のシーン…分かります。裸じゃ恥ずかしいですよね。作中でも突っ込まれていましたが、彼なりの美学なのです。たとえ、着終わった後の大物感が若干滑稽に見えても。
セーレム(『サブリナ』)
元は魔法使いだったのが、世界征服を企んだせいで「100年間猫にされる」という刑を食らいました。同じく猫にされつつも首謀者じゃないからと先に元の姿にされた部下が「猫の生活に帰りたい」と言っていた際は「しっかりしろ!」としっぽアタック!自分じゃ魔法使えないから、魔力の鉱脈を探り当てるために専門家を呼んだり、娘の結婚式に出席したり…。自動車も操れます。
チョビ(実写版『動物のお医者さん』)
物凄いそっくりです…顔。コワモテなのにかわいいという不思議。
仕込まれた動物はいい演技、表情をします。本能で生きている彼らが「演技」をすること。人間以上に頑張っているかもしれません…いや、教える人間の方が大変かも?