イメージを逆手に取りすぎ!?濃いパンダキャラ特集
上野動物園でもおなじみのパンダ。白黒ツートンにぽっちゃり体型、そしてしぐさが何だか愛らしい…かわいいパンダですが、創作物の世界では、そんなパンダのイメージを一転も二転もさせるようなパンダキャラがいる!いるのです!
敵キャラの上、下衆い『ゲンジ通信あげだま』PC郎
いきなりドマイナーというか懐かしアニメから。パンダのぬいぐるみから作られた「合成獣」(作中での敵)で、もちろん敵キャラです。
性格も下衆野郎の一言です。長いものに巻かれる主義なのか、さらに強い「敵キャラ」が出たらそれまでの仲間見捨てるわ、スケベだわ、最終的には「あんたらにもついてけない」…かわいくないです。しかし憎めないという不思議さは、パンダ故なのでしょうか。
マイペースな店主『けんけん猫間軒』店長パンダ
脱力系の絵ながら結構過激なネタをこれでもかとぶちこんでくる梶原あや氏の『けんけん猫間軒』より、店長パンダ。画像からも分かる通り、基本的に店長パンダは「ボケ役」です。猫の学校にテストを受けに行くため猫のコスプレをしたり、テストの答案用紙を奪い取ったり…一方で「いじられキャラ」「やられキャラ」でもあり、かなり凄まじい死にっぷりややられぶりを見せてくれます。三叉の鉾で顔面刺し貫かれても「ゲームとケーキ」を所望したり、象人間にはいろいろと痛い目を見せられたり…それでもめげず、画像のようにマイペースに生きてます。
息子をも超える強キャラ「母パンダ」
そんな店長をも超える「母」通称「着物パンダ」をご紹介。名前の通り着物を着ているのですが、オス猫の「バイト君」を「お嫁さん」と称し、醤油を「孫」と呼ぶ…この時点で飛ばしています。おまけに目からビーム出すし、1mmかそこらの隙間から店に入ってくるという某ホラー映画の髪の長い女性もびっくりの行動をとります。挙げ句店長パンダから「ホントにお母さんなの?」と疑われるほど人間、いやパンダ離れしています。
作品を「乗っ取った」長いパンダ『殺し屋ジョージ』
表紙にいる「忍者うさぎ」も「乗っ取った」一人ですが、一応彼はジョージと繋がりがあります。一応命を狙っていた時期もありました。が、やたら長いパンダの方は、おとぎの世界のような場所にいます。そして犬やら猫やらの友だち?と一緒にいるのですが…。
大体ごらんのような展開になります。他にも一つのボールを取り合う犬と猫に対し「仲良く分けなさい」とばかり、その細い腕でボールを両断したり、(鋼鉄製ですか、あなたの腕は)木陰で寝込んでいる腕を引っぱられて戻らなくなった上、カンガルーの足に絡まったせいで余計にこんがらがったり…シュールを通り越して怖いです、絵柄が可愛い分、逆に。
エジプト発!チーズを拒否ると奴が来る!『パンダチーズ』CM
こちらは動画サイトでも紹介されているので、結構有名だとは思います。エジプトで販売されている「パンダチーズ」のCMです。大体の流れは同じです。「パンダチーズ食べる?(もしくはいる?)」と聞かれて「いらない」と答える。そこに「奴」は来るのです。そう、パンダが。
切なげなメロディーの中、訴えるような目でチーズを拒んだ者を見つめるパンダ。予備知識がなければ、「悲しんでるんだね…」と思う所ですが…「奴」は違います。悲しんでるんじゃありません。怒ってるんです。そうとしか思えない所業の数々は、YouTubeなどで実際にごらんになって下さい。ことにオフィス編。「いらない」と言った社員の舌打ち、パンダの所業…爆笑ものです。白黒ツートンのパンダの「黒い面」が全面に出すぎです。
台湾のヒーロー『パンダマン』
時は2030年。大手企業の御曹司ということを秘密にして、音楽学校でピアノを教える主人公。彼はもう一つ、世間に隠している顔がありました。それが「パンダマン」。原語では「熊猫超人」。なんでも亡き父親が博愛主義者で、その遺志をついでのこととか。作中に登場するピアノがものすごい。どピンクだったり、なんかド派手だったりもする。「熊猫侠」なる相棒も登場する。
台湾で人気のドラマだそうです。かっこいいパンダというのも「アリ」かもしれませんね。同名キャラクターがあの『ONEPIECE』にも登場しますが。