幸せをふりまく歌うイラストレーター「水森亜土ちゃん」

水森亜土の生年は公表されていませんが、高校を卒業後、ハワイのモロカイハイスクールに留学し英語とジャズなどの音楽に影響されました。1970年代にNHKの子供番組「たのしいきょうしつ」で透明なボードに歌いながら絵を描くスタイルが人気を博し、一躍有名人になりました。「劇団未来劇場」で看板女優としても活躍。女優業のかたわらタレント業や声優をこなし、童謡・アニメソング・ジャズソングなども歌いました。

あどちゃんはカップルがキスしている絵を好んで描きますが、実はこの二人の唇は必ず少しずらしたり離したりして描かれていることをご存知でしたでしょうか？これはあどちゃんが、人前でイチャイチャするカップルがあまり好きではないことによるそうです。

あどちゃんの描く少女は、ガーリーでロマンチック。この画風は1970年代に大うけしましたが、80年代に入ると少し古臭いといわれるようになりました。しかし、近年のリヴァイバルブームに乗って、再び脚光を浴びるようになりました。

そういわれてみれば、確かにキスしていません。これはなかなか気がつきませんね（笑）

子供の頃にあどちゃんの絵のグッズを持っていた世代が大人になり、再びあどちゃんのグッズを求めるようになってきました。

毎年、新作グッズが発表されています。特に手帳やカレンダーは人気で、発売後すぐに売り切れることも多いとか。

最新型のスマホケースになっても、何故か新鮮さを感じさせる不思議な絵柄です。

幅広い年齢層の女性から圧倒的な人気を博す「水森亜土」。長きにわたって描きためられた膨大なアートコレクションには、エレガントな作品、スタイリッシュでセクシーなアートなど、女性の心の琴線に触れるさまざまなイラストが含まれています。この作品集では、豊富なアートコレクションから「オトナかわいい」をキーワードにイラストをセレクトしました。既刊の画集には未収録の作品を中心に80点以上掲載。コレクター心をくすぐるキラキラ・ホログラムカバー仕様♪