あの感動を再び!名作アニメリメイクまとめ
50年を越える日本アニメの歴史において、名作と称された作品は決して少なくありません。その中には、時間を置いて、新たなスタッフ、キャストで製作された作品もあります。ここでは、そんなリメイクアニメからおすすめ作品をご紹介しましょう。
アストロボーイ・鉄腕アトム
日本のテレビアニメ創世記の名作「鉄腕アトム」をリメイク。80年版「鉄腕アトム」に続き、3度目のリメイク作品となりました。アトムの活躍など、作品の随所に新たな解釈が加えられ、単なる焼き直しにとどまらない、アトムの新たな魅力を提示した作品です。
アトムは、お茶の水博士のもとで、人間と同じように学び、、ハーレー、プルートゥ、青騎士ら、さまざまなロボットや、人間達との出会いを通じて成長していく。そして卓越した能力を駆使して、さまざまな犯罪を解決し、人々を救い、やがてヒーローになっていく。
しかし、アトムは天才科学者天馬が作った、人間の記憶を持つロボットアトラスとの戦いの最中、自分の出生の秘密を知ることになる。アトムは実は、亡くなった息子トビオの代わりにと、天馬博士が作り出したロボットだったのだ。よみがえる記憶の中で、自分が父親と言うべき天馬博士に捨てられたことを知る。その事実は、アトムの心に深い悲しみをもたらす。天馬博士は、一度は捨てたアトムに歪んだ愛情を注ぎ、アトムの能力を引き出すことを目的に、次々と強力なロボットを送りだし、対決させるのだった。
人間とロボットの対立…。さまざまな思惑の渦巻く中で、アトムの望みはただ一つ、ロボットと人間が友達でいられる世界を創ることだった。
出典: www.fujitv.co.jp
ドラゴンボール改
世界的大ヒット作品「ドラゴンボールZ」のデジタルリマスター版です。孫悟空をはじめ、続投の主要キャストも多いですが、脇役を中心に声優の変更も多数。オリジナル名物の「引き伸ばし」をカットし、テンポのよいストーリー展開になったことが最大の特徴です。2009年~2011年に「セル編」まで、2014年から「魔人ブウ編」がスタートしました。
ドラゴンボール表紙絵1989年4月26日から1996年1月31日まで、アニメ『ドラゴンボール』の続編としてフジテレビ系で放送されていた『ドラゴンボールZ』のデジタルリマスター版、と位置づけられる。
アニメ『ドラゴンボールZ』から、アニメオリジナル要素を中心にカットし話数を大幅に短縮、同時に画質の調整と画面比率の16:9化を行った。
稀に描き直しや新規カットもある。
音声は全て新録された。
OPとEDは『Z』から一新され、映像も全て新規となっている。
EDの映像にはなぜかランチさんが出ている。
第1期『改』で放映されたのは原作漫画『ドラゴンボール』第195話のサイヤ人編からセル編最終話まで。
または、アニメ『ドラゴンボールZ』の第1話~第194話を編集したものともいえる。
アニメ『ドラゴンボール』部分はダイジェストのみに省略された。
第2期となる魔人ブウ編は2014年4月6日から同枠で放送されている。
出典: dic.nicovideo.jp
美少女戦士セーラームーンCrystal
2015年から地上波、衛星でも放送のスタートしたシリーズ20周年記念作品。主人公うさぎ役の三石琴乃を除き、出演キャストを一新。スタッフも新たな顔ぶれを揃え、「プリキュア」シリーズなど、空白期間の美少女アニメで培われたエッセンスが存分に投入されています。
「月野うさぎ」は、ちょっとドジで泣き虫だけど、元気いっぱいの中学2年生。ある日、額に三日月模様をもつ黒猫「ルナ」と出会い、愛と正義のセーラー服美少女戦士「セーラームーン」に変身することに!うさぎには選ばれた正義の戦士として、仲間の戦士と幻の銀水晶を探し出しプリンセスを守るという使命があるらしい。 一方、ダーク・キングダムの女王「クイン・ベリル」も、絶大な力を持つ幻の銀水晶を手に入れるべくうさぎの住む街に配下を送り込み、奇怪な事件を起こしていく…。 果たして、セーラームーンは他のセーラー戦士とともに幻の銀水晶を探し出し、プリンセスを守ることができるのか…!?
出典: ch.nicovideo.jp
いかがでしたか?いずれも幅広い世代に支持される名作ばかり。もちろん、リメイク作品がすべて万人受けするわけではないにしても、新たなファンを開拓し、作品の生命を永らえるための試みとしては、決して無意味なものではないと思います。みなさんもこの機会に、永遠のヒーロー・ヒロインたちの魅力を再確認してみてはいかがでしょうか。